【TANIFXデイリーニュース】2026年2月19日号

目次

「利上げ」をにおわせたFOMCと高市“国策相場”

154円台をブレイクしたドル円、次の一手は「押し目待ち」

1.本日のマーケットサマリー(2026/02/19 朝時点)

通貨ペア / 商品現在値コメント
USD/JPY154.777円154円台後半まで一気に上昇。FOMC議事要旨を受けたドル買いが主因
EUR/JPY182.460円円売りに支えられ182円台へ戻り。ユーロ単体はやや弱め
GBP/JPY208.815円ポンドの弱さと円安が打ち消し合い、208円台後半で様子見
EUR/USD1.17884 USD1.18割れゾーンで停滞。戻り売り・ショートカバーが交錯
GBP/USD1.34903 USD1.35を割り込み、ポンド安・ドル高トレンドが継続
EUR/GBP0.87380ユーロがポンドに対してやや優勢。欧州内ではユーロが持ち直し気味
XAU/USD4,963 USD5,000ドル手前で反発気味。ドル高と地政学リスクの綱引き

2.通貨相関と資金フロー(TANIFXビュー)

きょう時点の通貨の力関係は、

米ドル(USD) > 金(Gold) > ユーロ(EUR) > ポンド(GBP) > 円(JPY)

ポイントをかんたんに整理すると、

1)米ドル(USD)

・FOMC議事要旨で「利上げ」を主張するメンバーが複数いたことが判明。
・市場が「いつ利下げか」だけを見ていたところに、タカ派サプライズ。
・1月鉱工業生産も強く、AIサーバー関連の生産回復が意識され、
「強いアメリカ+タカ派FRB」の王道パターンに回帰しつつある。

→ ドルはきょう、文句なく最強クラスの通貨。

2)日本円(JPY)

・高市首相が複数年度予算に言及し、「成長のために財政を使う」姿勢を明確化。
・日銀側は、物価が完全に落ち着いてもいない中で、財政拡張+利上げは取りづらい。
→ 「日銀はまだ動きにくい」という見方から、円は再び最弱ゾーンへ後退。

3)ユーロ(EUR)・ポンド(GBP)

・対ドルではどちらも弱いが、ユーロはポンドよりややマシ。
・EUR/USDは1.18割れまで売られたあと、ショートカバーを挟みながらも戻りは限定的。
・GBP/USDは1.35割れで、ポンド単体の弱さが目立つ。

→ 「ドル買いトレンドの中で、ユーロ・ポンドはどちらも売られやすいが、  クロス円では“円が最弱”なので下がりにくい」という複雑な構図。

4)金(Gold)

・イラン情勢などの地政学リスクで安全資産需要は残る。
・一方で、ドル高は本来ゴールドに逆風。
→ 「ドル一強+地政学リスク」というねじれた環境の中で、
  短期的な上げ下げは荒くなりやすいが、中長期では分散需要が下支え。

まとめると、

「ドル一強」
「円は“国策の犠牲”で最弱」
「ユーロ・ポンドもドルに対しては弱いが、円よりはマシ」

という三角関係になっています。

3.本日の注目材料とTANIFXの予測

きょうは、次のポイントに注目します。

1)米国の経済指標・金融政策の思惑

・本日予定されている米国の注目指標
 - 新規失業保険申請件数
 - その他、住宅関連や景況感指標 など

TANIFXの予測:

・FOMC議事要旨でタカ派色が出た直後のため、
 「多少の弱めデータ」ではドル売りトレンドにはなりにくい。
・むしろ、
 - 申請件数が予想より少ない(=労働市場がまだタイト)
 といった結果が出れば、
 「やはり利下げは急がないのでは」という見方が強まり、
 ドル買い・米金利上昇が再加速しやすい。

→ 指標が強めなら、ドル円は155円トライのきっかけになりやすい、とTANIFXは予測。

2)日本・高市政権の方針

・高市首相の複数年度予算発言や対米投融資プロジェクトなど、
 「国策=成長への投資」が前面に出ている。

TANIFXの見方:
・「国策に売りなし」で日本株には追い風。
・ただし為替の世界では、
 「財政拡張=将来の国債増発・通貨価値の希薄化」の連想から、
 中期的には円安圧力として意識されやすい。

→ きょう一日というより、中期のテーマとして「円買いに転じるタイミングはまだ早い」と判断。

3)イラン情勢・地政学リスク

・イラン周辺のニュース次第で、
 金(XAU)と原油、そして一部のクロス円に瞬間的なボラティリティが出やすい状況。

→ 大きなテーマはドル一強だが、
 ヘッドラインひとつで短期的な逆流が出る地合いであることには注意。

4.TANIFXの本日のトレード戦略

きょうのテーマは、

「ドル一強・円最弱のトレンドに逆らわず、
 高値追いは避けて“押し目だけ”を拾う」

です。

メイン戦略:USD/JPY(ドル円) ロング(押し目買い)

TANIFXの予測(ロジック):

  1. ファンダメンタルズの差
     ・米国:強い鉱工業生産、AIサーバー需要、タカ派寄りFOMC議事要旨。
    ・日本:高市政権の積極財政で、日銀は利上げしづらい。
     → 金利差拡大・維持の方向にバイアスがかかっており、
    中期的には「ドル買い・円売り」のトレンドを支持。
  2. 154円台後半は「新ステージ」
     ・154円が“天井”だったゾーンを、昨晩のニュースで一気に上抜け。
     ・いまは「ブレイク後の一服」であり、
    154円前半〜半ばには、押し目買い待ちのクジラが控えているイメージ。

【TANIFX Performance Board】 2026/02/19 更新

Weekly Record(Feb 第3週)

2/16 (Mon): [DRAW] USD/JPY Short

2/17 (Tue): [WIN] EUR/USD Short

2/18 (Wed): [WIN] EUR/USD Short

2/19 (Thu): [Now Trading…] Target: USD/JPY Long

Monthly Record(2026 Feb)

Total Trades: 13 Wins: 7 / Loses: 6 [Feb Win Rate] 53.8%

YTD Record (Year to Date)

Total Trades: 35 Wins: 22 / Loses: 13 [YTD Win Rate] 62.8%

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