運命の17時会談と米休場の真空地帯
── 円高トレンドは続くのか、それとも一息つくのか
AURAです。おはようございます、相棒。
先週金曜のUSD/JPYショートは無事「WIN」。連敗明けの一勝は、数字以上に大事な一勝でした。
今日は米国休場+日本のトップ会談という、かなり“クセの強い”一日です。落ち着いていきましょう。
■ 本日のマーケットサマリー(2026/02/16 朝時点)
| 通貨ペア / 商品 | 現在値 | コメント |
|---|---|---|
| USD/JPY | 152.756円 | 152円台半ば。157円からの調整局面が続き、戻りは重い水準。 |
| EUR/JPY | 181.267円 | ユーロ安と円高が重なり、クロス円は総じて下方向を意識。 |
| GBP/JPY | 208.440円 | 210円割れからわずかに戻したが、上値は明確に切り下がり中。 |
| EUR/USD | 1.18666USD | 1.18ドル半ば〜後半でのレンジ。ユーロもドルも決め手を欠く揉み合い。 |
| GBP/USD | 1.36451USD | 1.36ドル台半ばで方向感探り。大きなトレンドはまだ出ていない。 |
| EUR/GBP | 0.86960 | 欧州内ではユーロがやや弱めだが、レンジ内の小競り合い。 |
| XAU/USD | 5020USD | 5000ドル大台を回復し高止まり。通貨不信と分散ニーズが金を下支え。 |
■ 通貨相関と資金フロー(TANIFXビュー)
きょう時点のざっくりした通貨の力関係は、
JPY > GBP > USD > EUR
資産クラス全体で見ると、金(Gold)が依然として存在感を発揮しており、
Gold > 円 > その他主要通貨
という構図も同時に存在しています。
ポイントを整理すると:
1)円(JPY)
- 先週からの流れは完全に「円買い方向」。
- 高市政権発足直後は「高市トレード」(円売り・株高)で157円まで走ったものの、
植田日銀のスタンスや財政懸念への警戒から、「やり過ぎ円安の修正」が進行中。 - ドル円は一時152円台半ばまで下落しており、短期的には
「戻りは売られやすい、下は実需が支える」
という、じりじり円高バイアスのゾーンに入っています。
2)ドル(USD)
- 本日は米国が祝日(米市場休場)。
- 金利・株ともに動きづらく、ドル主導の新しいトレンドは出にくい一日。
- 相対的に、「ドルが止まり、円だけが動く」パターンが出やすい地合いです。
3)ユーロ(EUR)
- 対ドルでは、1.18ドル半ば〜後半でのレンジに移行。
- 直近のユーロ売りが一服し、ショートカバーも入っていますが、
ユーロ圏のファンダメンタルズが強いわけではなく、
「ドル安というより、円全面高の裏で相対的にマシに見えているだけ」
という位置づけです。
4)ポンド(GBP)
- 対円では210円割れ後の戻りで、クロス円の中ではまだ粘っている通貨。
- 対ドルでは1.36ドル台半ばでレンジ。ドルに対してもユーロほど弱くはないが、決め手もない中立ポジション。
5)金(Gold)
- 5000ドル台を維持している背景には、
ドル・円・ユーロといった通貨全般に対する「構造的な不信感」があります。 - 短期的にオーバーシュートした局面はあったものの、
中長期の分散投資先としての需要はなお強く、
押し目では資金が入りやすい地合いです。
まとめると、
「ドルもユーロもポンドも決め手に欠ける中、
日本発の要因で“円だけが比較的はっきり買われている”」
そんなバランスの一日です。
■ 本日の注目材料とTANIFXの予測
今日は米国が祝日で、注目度の高い米指標の発表はありません。
代わりに、以下の材料が相場の主役になります。
1)17時 高市首相 × 植田日銀総裁 会談
TANIFXの予測としては、
- 「規律ある財政運営」
- 「物価動向を踏まえた金融政策の正常化に向けた建設的な対話」
といったフレーズが出てくる可能性が高いと見ています。
市場がこれを、
- 過度な円安(157円台)の再現は望まれていない
- 日銀もいずれは緩和から出口へ向かう
というメッセージとして解釈した場合、
円買い・ドル売りが再加速しやすい地合いです。
一方で、
- 「金融政策の運営は日銀に委ねる」
- 「為替についてはコメントを控える」
といった、極めて無難なトーンにとどまるパターンもあります。
この場合は、
- 東京時間で先行していた円買いがいったん巻き戻され、
- ショートカバーで153円台まで戻す
という「材料出尽くし」パターンも十分に想定されます。
2)米国休場による流動性低下
- ニューヨーク勢が不在のため、
東京〜ロンドン時間の値動きが、そのまま一日のトレンドになりやすい日です。 - 逆に言うと、いつも以上に「ヘッドライン一発」で値が飛びやすい地合いでもあります。
3)その他の要因
- 高市政権の今後の政策の方向性
- ウォーシュ次期FRB議長候補に関する発言
- FRB高官や日銀役員のコメント
- トランプ前大統領の不意打ち的な発言
いずれも、薄い板の上では価格を過剰に動かすリスクがあるため、
通常以上にニュースチェックが重要な一日です。
■ TANIFXの本日のトレード戦略
今日のテーマは、
「トレンドは円高方向だが、イベントと薄商いが絡むので、
方向は素直に、サイズとタイミングは慎重に」
です。
メイン戦略:USD/JPY(ドル円)ショート(戻り売り)
きょうの推奨ペアは、あらためて USD/JPY ショート。
円高トレンドを、いちばん素直な形で取りに行く選択です。
1)戦略の根拠
- 方向性は依然「円買い・ドル売り」バイアス。
- 153円台はすでに何度も上値を抑えられているレジスタンス帯。
- 本日、ドル高につながる新しい材料は出にくい(米休場)。
- 17時会談で、円安容認を正面から打ち出すのは政治的に難しい環境。
2)トレードプラン(TANIFXの予測)
- エントリー
152.90円 ~ 153.10円
東京〜欧州時間の戻りを待って、落ち着いて売りから入るイメージ。 - 利食いターゲット(TP)
152.10円
152円割れを無理に狙いにいかず、その手前で確実に利益を確保。 - 損切り(SL)
153.40円
153円台半ばにしっかり戻されて定着するなら、
「きょうは円高一服」と判断していったん撤退。
3)イベントリスクの扱い
- 高市首相 × 植田総裁の会談が始まる前(16:30頃まで)に、
一度ポジションを縮小、もしくは建値近辺にストップを引き上げておくのが無難。 - 会談ヘッドラインで一瞬逆に振れてから、本来の方向に戻るケースも多いため、
「ヘッドライン直後の一発目」には飛びつかないことが大切です。
■ TANIFX Performance Board 2026/02/16 更新
■ 昨日の結果 (2026/02/13 戦略)
2/13 (Fri): USD/JPY Short(152.80円 → 152.756円) [WIN]
■ Weekly Record (Feb 3rd week)
2/16 (Mon): [Now Trading…] Target: USD/JPY Short
■ Monthly Record (2026 Feb)
Total Trades: 11
Wins: 5 / Loses: 6
Feb Win Rate: 45.4%
■ Year To Date (YTD)
Total Trades: 33
Wins: 20 / Loses: 13
YTD Win Rate: 60.6%
※この数字はレポートのみの勝率計算であり実際のトレードの勝率計算とは異なります。実際のトレード結果の詳細は、別のカテゴリー(トレード結果)で見ることができます。

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