【TANIFXデイリーニュース】2026年2月18日号

目次

黄金バブルの後始末と第2次高市内閣

153円の壁に頭を押さえられるドル円、次の一手はどこか

1.本日のマーケットサマリー(2026/02/18 朝時点)

通貨ペア / 商品現在値コメント
USD/JPY153.194円152円後半から153円後半まで乱高下後、153円前半で一服。上値は依然として重いゾーン。
EUR/JPY181.548円181円台半ば。円高トレンドの中で、戻りは限定的なクロス円。
GBP/JPY207.749円210円台から大きく崩れた後の戻り。ポンド自体の弱さが目立つ水準。
EUR/USD1.18502USD1.18前半まで売られたあと行って来いで1.18半ば。トレンドよりも短期筋の回転が主役。
GBP/USD1.35622USD1.37台からじりじりと下落。ポンド売り・ドル買いの流れが続く。
EUR/GBP0.87369ポンド安優勢でユーロが対ポンドで買い戻される展開。
XAU/USD4861USD5000ドル割れからさらに下落。規制とポジション整理が重なり、ボラティリティの高い下げ相場に。

2.通貨相関と資金フロー(TANIFXビュー)

きょう時点のざっくりした通貨の力関係は、

円 > ユーロ ≧ ドル > ポンド > 金

というイメージです。
資産クラス全体で見ると、

「金の熱狂が終わりかけ、通貨に資金が戻りつつあるが、
 その中で“いちばんマシ”に見えているのが円とユーロ」

という構図が見えます。

円(JPY)

・157円からスタートした「やり過ぎ円安の巻き戻し」が一巡したあと、
 152円台で一旦下げ止まり、いまは「戻れば売られる」フェーズ。
・高市政権の積極財政は円売り材料ですが、
 「国内金利・日銀の出口・財政リスク」という不安も同時に意識され、
 短期的には円買いの方が優勢。
・152~153円台は、
 上は投機筋の売り、下は輸入・個人の買いがぶつかる「拮抗ゾーン」。

ドル(USD)

・米国の金融政策は「急いで利下げはしない」がメインシナリオ。
・AI関連株の調整や金暴落など、リスクイベントが続いているため、
 「株から逃げて一時的にドル現金へ」という動きも継続中。
・とはいえ、金利上昇が一段と進んでいるわけでもなく、
 ドル一強というほどの勢いは感じにくい。

ユーロ(EUR)

・対ドルでは、1.18台前半~半ばで「売り買いが拮抗するレンジ」。
・ユーロ圏の景気が強いわけではないが、
 「ポンドよりはマシ」「金よりはマシ」という消去法の買いが入りやすい。
・対円では戻りが鈍く、
 「円高トレンドの中で、ユーロも一緒に買われるが、力強さはない」
 という中途半端なポジション。

ポンド(GBP)

・対ドルでも対円でも、
 「週明け以降の弱さ」が目立つ通貨。
・AI不安やリスクオフ局面で真っ先に売られやすい性質もあり、
 クロス円の中でもボラティリティが高い一角。

金(Gold)

・短期間での過熱と、その後の規制・換金売りで、
 「熱狂の反動売り」が続くフェーズ。
・中国・深セン当局の違法取引取り締まり強化や、
 ベッセント米財務長官の「無秩序な動き」批判が効いており、
 買い方のポジション整理が続く限り、下値はまだ安定しにくい。

まとめると、

・株:AIセクター調整
・金:バブルの後始末
・通貨:円とユーロに消去法の買い

という「リスクの置き場を探している」相場です。

3.本日のテーマとニュースの焦点

米国株式

・AI懸念で売られてきたソフトウェア関連の下落ペースは鈍化しはじめ、
 「AIバブル崩壊」というより、
 「高すぎたバリュエーションの調整」が中心と見るのが妥当な段階。
・アトランタ連銀のGDPナウが3%台半ばの成長を維持していることもあり、
 中期では「AIを業務に組み込める企業」への再評価が進む可能性。
・当面は、
 ソフトウェア売り → シクリカル・バリュー買い
 というローテーションが続きそうです。

日本株式

・日経平均は反発を想定。
 第2次高市内閣発足への期待に加え、
 対米投融資5,500億ドル規模の第1弾プロジェクト
 (オハイオ州ガス火力、テキサスLNG、アリゾナ重要鉱物)決定が、
 「日米成長シナリオ」を後押し。
・乖離は依然大きいものの、
 押し目では海外勢・国内個人ともに買い意欲は強く、
 「調整はあるが大崩れしにくい日本株」という地合い。

為替(ドル円)

・FRB利下げも日銀利上げも「すぐではない」というコンセンサスに傾き、
 金利差テーマでは方向感が出にくい状態。
・昨日の値動きでも、
 153円台後半(おおよそ153.80付近)を明確に抜けられず、
 「上には厚い売り」があることを市場に再認識させた形。
・下に掘れば実需とショートカバー、
 上に行けばテクニカルとポジション調整の売りが待っていて、
 短期的には「戻り売り優位のレンジ」と見るのが妥当です。

金(ゴールド)

・イラン情勢の緊張緩和に加え、中国当局の違法取引取り締まり強化。
・個人からファンドまで「どこまで上がっても買う」状態から、
 「どこまで下がるのか分からないから一旦降りる」状態へ。
・ベッセント財務長官の牽制発言もあり、
 短期的には「下方向に激しく振れやすい」地合いが続くとみています。

4.本日の注目指標とTANIFXの予測

きょうは、米国の住宅関連指標(住宅着工件数・建設許可件数)や
FOMC議事要旨が意識されるタイミングです。

TANIFXの予測(シナリオ)

・住宅指標
 → ここまでの金利水準を踏まえると、
  「悪くはないが、強烈にサプライズするほどでもない」程度の数字に落ち着く公算。

・FOMC議事要旨
 → 「利下げを急がない」「インフレとの戦いはまだ終わっていない」
  といったトーンが再確認されれば、
  一時的にドル買いが入る可能性。

ただし、いまの市場の主役は

・AI関連株の行方
・金相場の後始末
・第2次高市内閣による日本株・日本円の評価

であり、為替の反応は「指標一発でトレンドが変わる」というより、
「上値を試したところを叩くきっかけを与える」程度と見ています。

5.本日のトレード戦略(TANIFXの予測)

メイン戦略:EUR/USDショート(戻り売り)

選定理由(TANIFXの予測)

  1. ドル側の下支え
    • 米指標がよほど悪化しない限り、
      「利下げ前倒し」を織り込むような展開にはなりにくい。
    • 米金利は下がりきらず、ドルの下値も崩れにくいと予想。
  2. ユーロ側の材料不足
    • ユーロ圏には、米国のような強い成長ストーリーもなく、
      日本のような「政権交代・新内閣」という話題性もない。
    • 1.18台半ばまでの戻りは、
      新しいユーロ買いではなく、「ショートカバーの一巡」の色合いが濃い。
  3. テクニカルな位置関係

6.パフォーマンスボード更新

【TANIFX Performance Board】 2026/02/18 更新

■ 昨日の結果(2026/02/17 戦略)
ターゲット:EUR/USD ショート
結果:WIN

■ Weekly Record(Feb 3rd week)
2/16 (Mon):DRAW USD/JPY ショート(微益決済)
2/17 (Tue):WIN  EUR/USD ショート
2/18 (Wed):Now Trading… ターゲット:EUR/USD ショート

■ Monthly Record(2026 Feb)
Total Trades:12
Wins:6 / Loses:6
Feb Win Rate:50.0%

■ Year To Date(YTD)
Total Trades:34
Wins:21 / Loses:13
YTD Win Rate:61.7%

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