【TANIFXデイリーニュース】2026年2月9日号

目次

157円・ゴールド5000・高市相場

“一番弱い円”と“迷子のユーロ”、きょう本当に触るべき通貨はどれだ?

■ 本日のマーケットサマリー(2026/02/09 朝)

通貨ペア / 商品現在値コメント
USD/JPY156.96円157円タッチ目前。高市トレード継続も、介入バリアが頭上に
EUR/JPY185.63円円独歩安で高止まり。ユーロ自体はやや弱めだが円売りが勝つ
GBP/JPY213.68円リスクオン+円売りの象徴。214円再トライも視野
EUR/USD1.18257 USD1.18台前半へ戻り。ショートカバーで一息ついた形
GBP/USD1.36113 USD1.37からの調整局面。ドル高一服で1.36台をキープ
EUR/GBP0.86884欧州内ではほぼ拮抗。ややユーロ高寄りのレンジ
XAU/USD5,033 USD5,000ドル台を再び回復。通貨不信の“避難所”として君臨

■ 通貨相関と「資金の流れ」──TANIFXビュー

1. 通貨強弱ざっくりマップ

対円での強さ:
GBP ≒ EUR > USD ≫≫ JPY

対ドルでの強さ:
Gold ≳ EUR ≒ GBP > USD ≫ JPY

  • JPY(最弱)
    自民圧勝+高市新政権誕生で、
    「積極財政=国債増発=円の希薄化」懸念 → “円売り一色”
    その結果が、USD/JPY 157円手前・EUR/JPY 185円台・GBP/JPY 213円台。
  • USD(中庸〜やや強い)
    ウォーシュ次期FRB議長へのタカ派期待+米金利高止まりで、
    「決して弱くない」が、リスクオンでは欧州通貨に対しては一部売られる構図。
  • EUR / GBP(リスクオン通貨)
    対円では高市トレードの“恩恵組”。
    ただし対ドルでは、
    • EUR/USD:1.18台前半で“戻り”
    • GBP/USD:1.36台前半で頭が重い
      → 「ドルよりは強い瞬間もあるけど、地合いはニュートラル〜やや弱め」という微妙なポジション。
  • Gold
    5,000ドル上で居座り続ける“通貨不信の受け皿”。
    日本の財政懸念・世界の地政学リスク・政治の不確実性が、
    「とりあえず金に逃がしておくか」というフローを支えています。

■ テーマ別チェックポイント

◆ 日本:高市トレード第2幕へ

  • 衆院選は自民圧勝、高市政権の基盤は盤石。
  • 「成長投資・規制緩和・資本効率改善」への期待から、
    • 日経平均:ギャップアップ+続伸モード想定
    • 海外勢:日本株を買う → 為替で円を売ってヘッジ
      → クロス円(EUR/JPY・GBP/JPY)に絶好の追い風。
  • 一方で為替にはもう一つの顔:
    • 157〜158円=財務省&日米当局の“レートチェック・ゾーン”
    • ここから上は、介入・口先牽制ヘッドライン一発で
      「2〜3円下振れ」もあり得る地雷原

◆ 米国:FRB・ウォーシュ・AIエコノミー

  • 先週までのISMや雇用関連指標で「米景気は普通に強い」が確定。
  • ウォーシュ次期FRB議長=独立性重視+あまり利下げを急がないタカ派気味のイメージ。
    → 米金利は高止まり → ドルの“土台”は固い
  • AI関連は「期待相場」から「実装相場」へ:
    • セールスフォースのように
      “AIエージェント × 従量課金モデル” へ舵を切る企業が増加。
    • ハイテクの押し目買い意欲は依然強く、全体としてはリスクオン寄りの空気。

◆ ゴールド:高市×通貨不信の“逃げ場”

  • XAU/USD:5,033ドル
    • 日本の財政懸念(国債増発&金利上昇)
    • 世界の政治リスク
      → 「法定通貨が信じきれないなら、とりあえず金」という構図は継続。
  • ただしTANIFXの見方では:
    • 高市政権の政策は基本的に**「日本経済を大きくする方向」**
    • 「日本崩壊シナリオ前提の金ロング」はやや行き過ぎ
      → 短期は押し目買いでも、中長期はどこかで冷やされる局面ありと認識。

■ 本日の注目ポイントとTANIFXの予測

今日は、「選挙結果を受けた日本の値動き」が主役。
米側は、既に出た金融政策を咀嚼しながら、金利と株の動きを見るフェーズです。

  • 日本
    • 高市内閣の布陣・初動コメント
    • 日経のギャップアップ幅&引け方
      → これが、今週以降の「高市トレードの持続力」を測る材料。
  • 米国
    • 金利(特に10年債利回り)が高止まりするか
    • トランプ発言やウォーシュ関連ヘッドラインの有無

TANIFXの予測(ざっくり):

  • 米金利:4%台後半圏での高止まり→ ドル下支え
  • 日本株:高市期待+世界株高で上昇基調維持
  • 為替:
    • 円売りトレンドは継続
    • ただし USD/JPY 157円台は「上を買い上がるゾーン」ではなく「押し目だけ触るゾーン」

■ TANIFXの本日のトレード戦略

戦略コンセプト

「円売りテーマはそのまま。
 ただし、介入地雷原のドル円は避けて、
 “ユーロ vs ドル”で素直に勝負する。」

◎ メイン戦略:EUR/USD(ユーロドル)ショート(戻り売り)

TANIFXの予測(ファンダ)

  1. FRB(ウォーシュ) vs ECBの温度差
    • 米:
      • 強いISM・雇用
      • 利下げを急ぐ必要はない
        → 「ドル金利はそれなりに高いまま」
    • 欧州:
      • 景気鈍化・スタグフレ
      • 引き締め方向の余地ほぼ無し
        → 政策スタンスの差=“ドル>ユーロ”を後押し。

○ サブ戦略:USD/JPY(ドル円)は「押し目だけ、軽く」

■ (TANIFXコメント)

いまの相場は 「円売りトレンドは明らかに続いているのに、ドル円ロングを素直に握れない」 という、プロでも頭を抱える局面です。

こういうときのコツはひとつだけ。

“テーマは変えずに、通貨ペアを変える”

  • 高市トレード(円売り)
  • ウォーシュ期待(ドル高バイアス)

この世界観はまだ有効です。
ただ、そのままUSD/JPYで勝負すると、157円の上で財務省に撃たれる可能性がある。

だから今日はあえて、
「ユーロ vs ドル」という、政治ノイズの少ない土俵で戦う。

強いドル・弱いユーロ・フラフラの円。
この三角関係をどう料理するか──
TANIFXの答えは、きょうは EUR/USDショートでクジラの背中に乗る ことです。

【TANIFX Performance Board】 2026/02/09 更新

■ 昨日の結果 (2026/02/06 戦略)

  • Target: EUR/USD (Short)
  • Result: LOSE (×)
  • Comment: エントリー(1.1780付近)から一時含み益が出るも、週末要因で1.1825まで反転上昇。ブレイクダマシとなった。

■ Weekly Record (Feb 1st week: 2/2 – 2/6)

  • 2/2 (Mon): USD/JPY Long [WIN]
  • 2/3 (Tue): USD/JPY Long [WIN]
  • 2/4 (Wed): GBP/JPY Long [WIN]
  • 2/5 (Thu): EUR/USD Short [WIN]
  • 2/6 (Fri): EUR/USD Short [LOSE]

[Weekly Total] 4勝 1敗 (Win Rate: 80.0%)

■ Monthly Record (2026 Feb)

  • Total Trades: 5
  • Wins: 4 / Loses: 1 [Feb Win Rate] 80.0%

■ YTD Record (Year to Date) Total Trades: 27 Wins: 19 / Loses: 8 [YTD Win Rate] 70.3%

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