【TANIFXデイリーニュース】2026年1月20日号

目次

米休場明け+高市解散モード
グリーンランド関税リスクでユーロ上値重く、ドル円は158円攻防へ

1. 本日のマーケットサマリー(ご提示レートベース)

通貨ペア / 商品現在値コメント
USD/JPY158.04円158円ちょうど近辺での攻防。解散・株高期待が下支え
EUR/JPY184.37円円安トレンド維持も、ユーロ単体は重さが目立つ
EUR/USD1.1667ドルジリジリ戻しつつも、構造的には戻り売り優勢のゾーン
GBP/JPY212.41円ユーロより強いが、対円では伸び一服
GBP/USD1.3441ドル1.34台ミドルでしっかり。米株高・リスクオンが支え
EUR/GBP0.8679ポンド優位のレンジ内。ユーロの弱さを反映
XAU/USD4,696ドル4,700ドル目前の高値圏。地政学+通貨不信の受け皿

2. 通貨相関とテーマ整理(TANIFXビュー)

■ 通貨強弱イメージ

Gold ≫ GBP ≳ EUR ≳ USD ≫ JPY

  • JPY(円)
    • 衆議院解散表明 → 株高期待 → 円売り要因
    • ただし、円安牽制発言・介入警戒感が「160円以上」の加速を抑え、
      157〜158円台での「調整レンジ」に移行した形。
  • USD(ドル)
    • 米実体経済の底堅さ(AI投資・高所得者消費・金利4%台)がドルの土台。
    • とはいえ、FRB・トランプ政権の思惑次第で「ドル高を抑えたい力」も存在し、
      ドル円は一方的に上だけを見ていられる状態ではない。
  • EUR(ユーロ)
    • グリーンランド領有問題を巡る対欧州追加関税圧力 → 構造的なユーロ売り材料。
    • EUR/USDはショートカバーでじわ上げしているものの、
      「上がったところは売られやすい」環境は続いているとTANIFXは予測。
  • GBP(ポンド)
    • ユーロよりはファンダがマシで、対ユーロでは買われやすい構図。
    • ただし、すでにかなり戻しており「新規でポンド主役に賭ける」旨味はやや減少。
  • Gold(XAU)
    • グリーンランド問題の背後にある米欧+中国の綱引き、
      日本の財政懸念ストーリー、通貨全体への不信感が重なり、
      為替の調整とは別次元で独走中。

3. 今日のファンダメンタルズと市場の焦点

■ 米国:休場明けの株・金利の動きに注目

  • 米国は祝日明け。
  • AI関連投資・設備投資・高額所得者の消費が依然として強く、
    「株高・金利高が同時に続く相場」が継続するのがTANIFXの予測。
  • トランプ政権が無理に金融緩和へ舵を切らなくても、
    株式市場にとっては大きなマイナスにはなりにくい地合い。

TANIFXの見立て
・米株:中小型株&AI関連中心に続伸基調。
・米10年債利回り:4%台を維持し、ドルの下値を支える要因として機能。

■ 日本:解散表明+日銀会合待ち

  • 高市首相が衆院解散を正式表明済み(23日解散見込み)。
  • 選挙をにらんだ成長投資・補正予算への期待が、
    日本株買い(=円売りヘッジ)の口実となりやすい。
  • 23日の日銀会合では、政策金利は現状維持がメインシナリオ。
    ただし、展望レポートでの成長率・物価見通しの上方修正は、
    中期的な円買い要因になり得るため、
    「会合直前の円売り一方向」はやや危ういとTANIFXは見ている。

■ 欧州:グリーンランド問題と関税リスク

  • 米国による「グリーンランド領有」&「対欧州追加関税示唆」は、
    ユーロ圏にとって明確なマイナス材料。
  • 企業マインド悪化 → 投資・雇用にじわじわ影響する可能性があり、
    EUR/USDの戻りは上値を叩かれやすい地合いと判断。

4. 本日の経済指標とTANIFXの予測

本日は、米国のビッグイベント級指標は小休止のタイミング。
市場の関心はむしろ、

  • 祝日明けの米株・米金利の動き
  • トランプ大統領やベッセント米財務長官らの発言
  • 日本側の日銀・財務省要人による円安牽制の有無

といった「ヘッドライン/センチメント」に移りやすいとTANIFXは予測します。

総括
今日は「指標ドカンの日」ではなく、
“ポジション調整+ヘッドライン待ち”の一日になりやすい。

5. TANIFXの本日のトレード戦略

◎ 本命:EUR/USD(ユーロドル)ショート(戻り売り)

背景(TANIFXの予測)

  • グリーンランド問題・関税圧力という「ユーロ固有の売り材料」が健在。
  • ここ数日、EUR/USDはショートカバーでじりじりと上昇しているが、
    それはあくまでポジション調整の戻りであり、
    ファンダメンタルズ的にユーロを買い上げる理由は乏しい。
  • 米株高・米金利4%台維持で、ドル全体の土台は依然しっかり。

○ サブ:USD/JPY(ドル円)押し目買い

背景(TANIFXの予測)

  • 解散総選挙モード + IMFの日本成長率上方修正 → 日本株高継続 → 円売りヘッジ
  • 米10年金利4%台、米株も堅調 → ドル円の下値を支える土台。
  • とはいえ、
    • 円安牽制発言
    • 為替介入警戒
    • 日銀会合が目前
      という「上値を叩く要因」も揃っており、
      追いかけロングというより、“下がったら軽く拾う”スタンスが妥当。

Gold(XAU/USD)について一言

  • 4,696ドルと、もはや「教科書の外」の水準。
  • グリーンランド問題・中国リスク・通貨制度への不信感が重なり、
    為替の細かい上下を飛び越えて買われ続けている状態。

TANIFXのスタンス:

  • ショートはリスク過大。
  • 新規ロングも「押し目限定」。

6. まとめ(今日の一言)

  • ユーロは“ファンダが悪い戻り相場” → EUR/USD 戻り売り。
  • ドル円は“解散・株高で下支え、でも上は重い” → 押し目限定の軽ロング。
  • ゴールドは“別ゲーム”。方向は上だが、入り場はかなりシビア。
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