“スーパー・ウェンズデー” 米指標3連発
── 強い米経済への回帰か? ドル円157円トライと「円独歩安」の行方
目次
1. 市況概況と通貨相関分析
本日は週末の米雇用統計を占う重要指標(ADP・ISM非製造業・JOLTS)が集中する分水嶺となる一日です。市場全体のリスクセンチメントは「AI投資ブーム」と「米銀決算への期待」によりオン(楽観)傾向ですが、為替市場では**「明確な円売り・ドル選好」**のモメンタムが発生しています。
本日の主要レート(2026/01/07 現在)
| 通貨ペア/商品 | 現在値 | トレンド判断 |
| USD/JPY | 156.65 | 上昇(21日線サポート維持) |
| EUR/JPY | 183.13 | 上昇(高値圏での推移) |
| EUR/USD | 1.1690 | 中立〜やや下落圧力 |
| GBP/JPY | 211.53 | 強力な上昇(ポンド独歩高) |
| GBP/USD | 1.3500 | 高値保ち合い |
| XAU/USD | 4,492.0 | 史上最高値圏(地政学リスク) |
【相関分析:TANIFXビュー】
現在の通貨強弱は GBP > USD ≧ EUR >> JPY です。
EUR/USD(1.1690)× USD/JPY(156.65)≒ 183.12(EUR/JPY)という計算が綺麗に成立しており、市場に歪みはありません。特筆すべきは、ドルもユーロもポンドも対円で買われている「全面的な円安」です。
USD/JPYは156円台後半で底堅く、本日の米指標が強ければ、素直に直近高値を更新するエネルギーを溜めています。
2. 本日の注目イベントとTANIFXの予測
本日のメインテーマは「米経済の底堅さ(ノーランディング)の再確認」です。
① ADP雇用統計・ISM非製造業・JOLTS(22:15〜24:00)
市場は「利下げ期待」と「強い経済」の間で揺れていますが、TANIFXでは以下の通り**「市場予想を上回る強い結果」**を予測します。
| 指標名 | 市場予想 | TANIFX予測 | シナリオと影響 |
| ADP雇用統計 | +14.5万人 | +16.0万人 | 年末商戦とテック部門の雇用増が寄与し上振れ予想。 |
| ISM非製造業 | 52.5 | 53.2 | 米国内需は依然活発。53超えならドル全面高へ。 |
| JOLTS求人 | 810万件 | 815万件 | 労働需給のタイト感は継続。利下げ急ぐ必要なしとの判断へ。 |
【予測の根拠】
AI関連設備投資の拡大に伴うサービス需要の増加と、KBW銀行株指数の高値更新に見られる金融セクターの好調さが、雇用とセンチメントを下支えしています。
3. 今日のトレード戦略(TANIFX推奨)
強い米指標をメインシナリオとするため、ファンダメンタルズに順張りでエントリーします。
【本命】 USD/JPY(ドル円)の押し目買い
【選定理由】
- ファンダメンタルズ整合性: TANIFXが予測する「強いADP・ISM」は、米金利上昇を通じて直截的に「ドル買い」に繋がります。
- 円の弱さ: 実需(NISA等の海外投資フロー)による円売り圧力が継続しており、ドル円の下値は極めて限定的です。
- 対ユーロ比較: 強い米指標が出た場合、EUR/USDは下落(ドル高)圧力を受けるため、ロング戦略としては「対ドル」ではなく「対円(USD/JPY)」を選択するのが最も優位性が高いと判断しました。
【対抗】 EUR/USD(ユーロドル)の戻り売り
- もしUSD/JPYの高値警戒感が強い場合は、EUR/USDのショート(売り)が有効です。
- 強いISM発表直後、1.1690〜1.1710付近での戻りを叩き、1.1620方向への下落を狙います。
4. その他市場の概況
- 株式市場: 来週からの米大手銀決算を前に、金融システムへの信認が厚く、KBW銀行株指数が高値更新。日本株もTOPIXコア30を中心に「インフレ経済への移行」を織り込み、海外勢の買いが継続しています。株高・円安の相関は崩れていません。
- ゴールド (XAU/USD): 4,492ドルという歴史的高値は、ベネズエラ情勢などの地政学リスクを反映した「有事の金」の動きです。本日は強い米指標(金利上昇)による下押し圧力と、戦争リスクによる買い圧力が衝突するため、乱高下に注意が必要です。触るなら短期回転を推奨します。
【本日の相場格言】
「強い指標には素直に順張り、高値警戒感よりモメンタムを信じよ」
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